健康診断で体重が引っかかる:BMI
神奈川県に住む40代男性のマツオです。
私が痩せたいと思った時、健康診断の時のデータで身長170cm、体重98kgでした。また、BMIは30を超えていました。
この時は太っていることに対して気になり出した時ですが、特に何も対策していなかったので毎日の食事量も変わらず、体重はもう少しあったかもしれません。
また、ウエストは100cmオーバーで服のサイズは常に3L~4Lでした。太っている影響か血圧も高く、毎年の健康診断で医者から、せめて10kgぐらいは痩せるようにと注意されていました。
また、この時はまだぶくぶくと太っている状況でしたので、服がどんどんサイズアップしている状況で、服やスーツを買いに店に行って試着する際、鏡を見ると腹が大きく出ているのを見て、自分はまるでブタみたいだなと感じることが多くなってきました。また、家で歯を磨いたりひげをそったりする際に洗面所で鏡を見るのですが、顎から首にかけてたるみがあるのを見て、さすがに恥ずかしさを覚え、本気で痩せなければと感じました。
このように、特に腹や首周りについた無駄な肉を気にしだしたので、テレビで見るスポーツ選手等のスタイルを見て、腹筋が割れていることにうらやましさを感じました。
私にとって、自分の腹筋とは次元の違うものだったので、まるで異次元の世界にいる人たちのようでした。
しかし、同じ人間なので自分にできないことはないと思い、それを目標にジムに通おうとも思いました。
これほど大きな体形でしたので、服を選ぶ時は大変でした。まず、近くに自分に合う大き目の服を売っているところが少ないことです。あったとしても、値段が少々高かったりもするので、かなり家計に負担となっていました。また、オシャレな服が少なかったことやできるだけ体が細く見えるよう意識して黒や青系の服を選ぶなど、常にワンパターンだったので非常に寂しく、みじめな感じにもなりました。そういう経験もあって、ダイエットを決意したのですが、まずは野菜中心の生活に切り替えました。普段の仕事も忙しくなかなかジムに行く時間もなかったので、食事療法でダイエットを進めようと思ったのです。3食ともに、おかずは野菜をメインとした結果、2週間で2~3kg程度痩せたのですが仕事が忙しいこともあり、徐々にストレスが溜まっていってしまいました。そのおかげで数週間で限界を感じ、また以前の脂っこい食事に戻ってしまいました。その時はこれまでの反動でさらに食事量が増えてしまい、体重も一気に戻ってしまったのです。間食も増えたりして、完全に失敗でした。このような体型でたまに兄弟や親せきと会うと、相手の目線がまず自分の腹に行くことを感じました。そして決まって、「また太ったね」とか、「もう若くないんだからそのままでいると病気になるよ」などとよく言われました。また、家族の中でも特に妻は私の体形や健康診断の結果を見てさすがに怖くなったのか、ダイエットした方がいいと真剣に話してくるようになりました。しかし、子供たちにとっては出っ張った腹が楽しいのか、特になにも言われることなく触ったりたたいたりして楽しんでいるようでした。
職場では普段、作業着を着て仕事しているのですが、その作業着が腹の出っ張りが目立ちやすいせいでそれを見てよく笑われていました。
中には健康に良くないと、真剣に注意してくれる人もいました。
このことから、太っていることで特に不都合だったのが出かけた時に人の目線が気になったりしたことで、着る服が増えたことです。
体型が人にどう見られるか気になり、できるだけお腹がかくれるよう、暑い日でもわざと大き目の服をシャツの上から着たりしていました。
そしてそれらの服を買いに行くために、家から遠いところにある専門店に行くようになりました。
また、少し寒いときにも歩いただけで汗が出るので、周囲の視線が気になり、大量の汗を拭くために常にタオルを持ち歩いていたのも不都合な点でした。健康面で言えば、少し走っただけでも呼吸が乱れがちになり、頭がくらくらすることが何度かありました。
また、常に血圧が高かったせいか、息切れも多く、そのストレスによって周囲の人にすぐに怒ったりしたので、迷惑をかけていたのをよく覚えています。
現在は運動と食事療法をバランス良く取り入れ、少しづつ痩せることができています。